6月に入りました!
あたらしい団員を迎えてから3回目の練習です。
はじまり
今日の指揮と指導は中城良マエストロです!
どうぞよろしくお願いします!

まずはじめに・・・
バラコン練習します
「今日は午後にバラコンサートが行われるので、まずはその練習をします」
そう、この日は明海の丘公園で毎年行われる『バラコンサート』に、ユースの団員が出演するのです。

曲目はベートーベンの「よろこびのうた」と「サウンドオブミュージック」です。
中心にあつまる
出演する団員たちが中心に集まります。

「今日はみんな笑顔でね~。去年出た人は覚えていると思うけど、来てくださる人はみんなの演奏をとても楽しみにしてくださっているからね!」

昨年のバラコンサートでは、とても暑い中で演奏したことが思い出されます。
強い日差しの下、楽譜が風に飛ばされそうになるなど、屋外ならではの大変さがありましたが、とてもいい形でお客様に演奏をお届けすることができました。

今年は昨年より多くの団員が参加し、管楽器も加わります。
はげましてくれます
「この曲は終わりに向かって盛り上がってください。音がちっちゃくならないようにね。野外ではこんな響きはしないので不安になると思うけど、音を出せば届くから、気持ちよく音をだすようにね」
中城マエストロが励ましてくれます。

そしてコンサートでメロディーを奏でるパートがない部分は・・・
あなたしかいないので
「タララタタタ、ここ、あなたしかいないのでよろしくね!」
フルートの団員にメロディーをお願いします。
こうしてコンサートに向けての最終調整が行われ、あとは本番を待つのみとなりました。
出演する団員のみなさん、頑張ってくださいね!

続いて通常練習に入ります。
すると・・・
だれが話しているか注目
「指揮者が来たり、だれかが発言したら、みなさん、そちらに注目してくださいね!そしてその人が言っていることをよく聞いてください!」
丸山トレーナーです。
人の話や言葉をきちんと聞くことは、練習の基本ですね!

さて、チューニングが始まりました。
まずは「アルルの女」です。
バイオリンは今回、ミュートをつけて演奏します。
おばけみたいに
「こうすると、ちょっと面白い響きをすると思うよ。つけたらちょっと大きめに演奏してね!そうしないとお化けみたいになっちゃうから(笑)」
「みんな小節番号1・0・4ください!ここはつけてます。しばらく弾いたらミュートをとりますね。みんな鼻につけたりしないでね(笑)」
多分・・・つけません!
ワンツー
「では、弦だけでBください!ほんとはここは細かく刻むところですが、今は八分音符だけで合わせる練習をしてみようか。それができてきたら刻んでみようね。ワン・ツー!」
バイオリンの団員たちが、刻まずに演奏します。

「そそそ~」
と中城マエストロ。
「これね、怖い人がやってくるところ。怖いでしょ~。そういう感じで」
再び演奏すると・・・
怖い人近づいてきそうだね
「いいねいいね!怖い人がだんだん近づいてきそうだね(笑)」

練習が続きます。
「Dね。ディズニーのD!タンタンターン、これ何回も出てくるけど、兵隊さんなんだよね。みなさん、このスタッカートがすべったら、強そうに聞こえますか?焦らないで大丈夫だから、ここはしっかりスタッカートでね。伴奏もしっかりすべらない兵隊さんにしてください!」
演奏すると・・・
すべらないで
「すべらなくなってきたね!」
細やかな指導が団員たちに届いています。

続いて・・・
「2曲目、メヌエットいきます!繰り返しはナシではありません。てことは?(笑)」
アリ、ですね!
こうやらないでしょ
「ここ、面白くない?ただの和音だと思ったらいきなり変わっちゃうから」
「やりたくないのは、おしりが急に重くなるやつね。3拍目、こうやらないでしょ(笑)」
へんなところにアクセントをおかないようにします。

そして・・・
荒波にならないように
「アルルってどこの町が知ってる?フランスの、南の海が綺麗なところなんだけど、フランス人はアルルに行ったことがなくてもこういう曲を聴くとその情景が頭に浮かぶんですよ。だから荒波にならないようにね」
中城マエストロが波がおだやかに揺れる様子を表現します。

練習が続きます。
「みなさん、Bから行きます!」
「フルート、ここはね、今日はイヤなことばっかりだったの~っていう感じで(笑)」

休憩をはさんで、次は「パイレーツ・オブ・カリビアン」です。
初めて演奏するひと
「この曲を初めて演奏する人~」
と中城マエストロ。
「この曲は楽しいんだけど、正直、難しい曲なんだよね」
ところで、浦安ユースオーケストラと縁の深い明海中学校管弦楽部は、この曲をとても大切に演奏しています。激しさともの悲しさと、楽しさと、いろいろな要素が盛り込まれた魅力的な曲です。

まだ合奏しなれていないながらも、今日の団員たちはその魅力を感じられる演奏をしています。
いいね
「みんな、いいね~。十分海賊になっているよね」
と中城マエストロ。
「すごいね~!」
青木トレーナーもほめてくれました!
「もう一回やってみよう!」
演奏が続きます。
演奏がつづきます
「みなさん、68は3/4ね。75は戦闘シーンだよ。68はまだ戦う前だからね!タカタカタン、タカタカタン・・・」
首挙げて
「142です!で、そのまま続けるよ。最後までいくね!難破しても(笑)。142見つかった人、首あげて~(笑)」
確かに楽器をもっているので手はあげられません(笑)
練習終わり
こうして今日の練習を終えた団員たち。
午後はバラコンサートに出演します!
浦安ユースオーケストラは今年度もさまざまなところで演奏しますので、みなさま、どうぞ聞きに来てくださいね!