今日は年が明けて3回目の練習です。
この日はインフルエンザでお休みの団員が多かったのですが、演奏すること、みんなで音を合わせることになじんできた団員たちは、今日も頑張ります!
今日の指揮と指導は鈴木さんです!
まずはシベリウス作曲の「フィンランディア」を合奏します。
軽快なメロディーで始まるこの曲。
はじめは少し不ぞろいでしたが、だんだんと息があってくるのがわかります。
早速ボーイングの確認です。
「もしも前の人と弓の動かし方が違ったら、パパっと直せますか~」
と青木トレーナー。
トレーナーの方がたの間でボーイングの確認も行われました。
合奏してみます。
「アップ、ダウン。アップ、ダウン。」
「うん、今のアップ、良かったです!弓の場所をみんなで揃えましょう!」
バイオリンとビオラの団員が一生懸命弓の場所を確認します。
「お~カッコいい!」
「みんな、ここは呼吸してごらん!」
文字通り、息を合わせて演奏することでハーモニーが揃ってきます。
「4小節目のところ、歌うようにしてノンブレスで歌ってみて」
鈴木さんがフルートにアドバイスします。
「みんな顔を上げてね~」
と澤田トレーナー。
つい楽譜とにらめっこになってしまう団員ですが、指揮者をきちんと見ながら演奏することが大切です!
フルートとトロンボーンです。
「ここはトゥトゥトゥ・・・っていうふうに音がくっつかないようにしてごらん。難しいね。ちょっと練習してみてね」
各パートごとにいろいろな課題があります。
そしてフィンランディアについて青木トレーナーが・・・。
「この曲はキレイと言われているけど、最後もワーッと迫力のある感じで終わっていいんだよ~」
これには、この曲が作られた背景が関係しているようです。
鈴木さんがフィンランディアについて話してくれました。
「フィンランドってね、今はフィンランドというひとつの国なんだけど、昔どの国に奪われていたか知ってる?」
どこだろう・・・。
「それはロシアなんだけど、この曲はロシアから独立しようとしているとき、フィンランドという自国への思いを忘れないように作られた曲なんです。タカタカタカ~っていう金管楽器のところは、ロシアが攻め込んできた感じだよね」
この曲の力強さに、フィンランドの人たちの独立への思いが顕れているのです。
「今、僕はすごく簡単に説明したので、次のときまでにみんなこの曲について調べておいてね!本とか、なんでもいいので」
次までの宿題です。
練習が続きます。
またまた、鈴木さんから質問です。
「ここの、エスプレッシーボってわかる?」
・・・。
「わかる人いないかな?」
・・・!
「エスプレッシーボは気持ちを込めて、とか表情豊かに、という意味です。知ってた人~」
「せーのでハイ!、し~ん・・・。いないのね(笑)」
楽譜には曲想を表す標語がいろいろと記されています。
どんどん覚えていきたいところです!
次はハンガリーを練習します。
「ハンガリーの曲は、だんだん速くなるものが多いです。ハンガリーという国ではそういう曲がかっこいいとされているようなところがありますよね」
と鈴木さん。
「だから皆さん、指揮者を見ないと絶対合いませんよ~」
とチェロの前嶋トレーナー。
「今は僕が手を打っちゃいましたけどね(笑)」
そして今日はボーイングや弓の動かし方をより念入りに練習しました。
「ボーイングであたふたすると感情が入らないから、ボーイングをしっかり整理してきてね!」
「弓はいっぱい早く動かしてね。頑張って動かしてよ~!それだけで音の大きさとか、全然変わってくるから」
青木トレーナーが励まします。
「パッショナートは情熱的に、だよ。弓先で弾いても情熱的にならないよね。どこで弾いたら情熱的になるかな?みんなちょっと考えてみてね!」
ボーイングや弓の効果的な動かし方を確認しながら、より完成度の高い演奏を目指します。
トレーナーや指揮の鈴木さんがアドバイスするごとに、演奏が良くなっていきます。
「今日はひとつ注意するごとに、どんどん変わって良くなっていくよ!」
と青木トレーナー。
それは、団員たちの後ろで演奏を聴いていた私たち保護者が思っていたことでもありました。
発足から2年足らず。
団員たちの実力は確実に上がっているように思います。
休憩をはさんで「運命」を演奏し、今日の練習を終えました。
3月25日に行われる発表会で皆さまによりよい演奏をお届けできるよう、団員はじめ、スタッフ一同心を合わせて頑張っていきます。
どうぞ楽しみにしていてください!
※プライバシー保護のため、団員のお顔に修正をかけることがあります。何卒ご容赦ください
この日はインフルエンザでお休みの団員が多かったのですが、演奏すること、みんなで音を合わせることになじんできた団員たちは、今日も頑張ります!
今日の指揮と指導は鈴木さんです!
まずはシベリウス作曲の「フィンランディア」を合奏します。
軽快なメロディーで始まるこの曲。
はじめは少し不ぞろいでしたが、だんだんと息があってくるのがわかります。
早速ボーイングの確認です。
「もしも前の人と弓の動かし方が違ったら、パパっと直せますか~」
と青木トレーナー。
トレーナーの方がたの間でボーイングの確認も行われました。
合奏してみます。
「アップ、ダウン。アップ、ダウン。」
「うん、今のアップ、良かったです!弓の場所をみんなで揃えましょう!」
バイオリンとビオラの団員が一生懸命弓の場所を確認します。
「お~カッコいい!」
「みんな、ここは呼吸してごらん!」
文字通り、息を合わせて演奏することでハーモニーが揃ってきます。
「4小節目のところ、歌うようにしてノンブレスで歌ってみて」
鈴木さんがフルートにアドバイスします。
「みんな顔を上げてね~」
と澤田トレーナー。
つい楽譜とにらめっこになってしまう団員ですが、指揮者をきちんと見ながら演奏することが大切です!
フルートとトロンボーンです。
「ここはトゥトゥトゥ・・・っていうふうに音がくっつかないようにしてごらん。難しいね。ちょっと練習してみてね」
各パートごとにいろいろな課題があります。
そしてフィンランディアについて青木トレーナーが・・・。
「この曲はキレイと言われているけど、最後もワーッと迫力のある感じで終わっていいんだよ~」
これには、この曲が作られた背景が関係しているようです。
鈴木さんがフィンランディアについて話してくれました。
「フィンランドってね、今はフィンランドというひとつの国なんだけど、昔どの国に奪われていたか知ってる?」
どこだろう・・・。
「それはロシアなんだけど、この曲はロシアから独立しようとしているとき、フィンランドという自国への思いを忘れないように作られた曲なんです。タカタカタカ~っていう金管楽器のところは、ロシアが攻め込んできた感じだよね」
この曲の力強さに、フィンランドの人たちの独立への思いが顕れているのです。
「今、僕はすごく簡単に説明したので、次のときまでにみんなこの曲について調べておいてね!本とか、なんでもいいので」
次までの宿題です。
練習が続きます。
またまた、鈴木さんから質問です。
「ここの、エスプレッシーボってわかる?」
・・・。
「わかる人いないかな?」
・・・!
「エスプレッシーボは気持ちを込めて、とか表情豊かに、という意味です。知ってた人~」
「せーのでハイ!、し~ん・・・。いないのね(笑)」
楽譜には曲想を表す標語がいろいろと記されています。
どんどん覚えていきたいところです!
次はハンガリーを練習します。
「ハンガリーの曲は、だんだん速くなるものが多いです。ハンガリーという国ではそういう曲がかっこいいとされているようなところがありますよね」
と鈴木さん。
「だから皆さん、指揮者を見ないと絶対合いませんよ~」
とチェロの前嶋トレーナー。
「今は僕が手を打っちゃいましたけどね(笑)」
そして今日はボーイングや弓の動かし方をより念入りに練習しました。
「ボーイングであたふたすると感情が入らないから、ボーイングをしっかり整理してきてね!」
「弓はいっぱい早く動かしてね。頑張って動かしてよ~!それだけで音の大きさとか、全然変わってくるから」
青木トレーナーが励まします。
「パッショナートは情熱的に、だよ。弓先で弾いても情熱的にならないよね。どこで弾いたら情熱的になるかな?みんなちょっと考えてみてね!」
ボーイングや弓の効果的な動かし方を確認しながら、より完成度の高い演奏を目指します。
トレーナーや指揮の鈴木さんがアドバイスするごとに、演奏が良くなっていきます。
「今日はひとつ注意するごとに、どんどん変わって良くなっていくよ!」
と青木トレーナー。
それは、団員たちの後ろで演奏を聴いていた私たち保護者が思っていたことでもありました。
発足から2年足らず。
団員たちの実力は確実に上がっているように思います。
休憩をはさんで「運命」を演奏し、今日の練習を終えました。
3月25日に行われる発表会で皆さまによりよい演奏をお届けできるよう、団員はじめ、スタッフ一同心を合わせて頑張っていきます。
どうぞ楽しみにしていてください!
※プライバシー保護のため、団員のお顔に修正をかけることがあります。何卒ご容赦ください
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